クリスマス前会話

直「何作ってるんですか?」
番「シュトーレン焼こうと思って。手伝ってくれる?」
直「ああ、ドイツの焼き菓子でしたっけ?クリスマスに定番の。そっか、季節ですもんねぇ。喜んで」
番「粉ふるって、ナッツローストしてくれる?あと、冷蔵庫にドライフルーツブランデーにつけたの用意してあるし……」
直「ブランデー漬けのドライフルーツまで手造りなんですね……」
番「そこの棚に埃かぶって置きっぱなしだったの、おじさんに聞いたら開けていいって言われたから」
直「製菓用のならともかく、自分では買えませんよね。アルコールですし、ジュネスでも販売厳しいみたいですよ」
番「風味は欲しかったから、通販しても良かったんだけど余した分どうするかなと思ってたんだよね」
直「どうするんです?」
番「そんな尋問しないの。開くなら飲むっておじさん言ってたからね、ホットミルクに落とすくらいのお目こぼしはあるみたいだけど」
直「なるほど」
番「そんなに、ブランデー好きでも無いしね」
直「あ、そうなんで……え?」


……ヽ( ´¬`)ノ………


直「良い香りしてきましたね……あれ、ラッピング用品?何処かに持っていくんですか」
番「菜々子がお友達の家におよばれだからお土産用。あとは、うちの親に送る」
直「なんか楽しそうだと思ったら。お料理上手なお兄ちゃんで、いいですね菜々子ちゃんも喜びますよ……ん?」
番「親、に、送、る。食べたいから焼けってメール来たし」
直「…良いお兄ちゃんで、よい息子さんです、ね」
番「察しが良くて助かるよ」
直「……え、えっと…はい?」
番「彼女と一緒に作ったってカード入れて送るから」
直「!!!?」 


送 る か ら




今年は一緒に過ごせない息子が、彼女と一緒に作ったクリスマスを送ってくれました。ふふ By母



……ヽ( ´¬`)ノ………